米金融大手シティグループ傘下の日興シティ信託銀行を、野村ホールディングス(HD)傘下の野村信託銀行が買収する方向で最終調整していることが1日、明らかになった。
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買収額は200億円前後とみられる。買収が実現すれば、投資信託の残高ベース(3月末)で約11兆円の国内5位の信託銀行が誕生する。
野村HDは、投信の管理業務に強みを持つ日興シティ信託の買収で、成長が見込まれる投信事業の強化を目指す。
日興シティ信託を巡って米シティが行った入札に、野村信託を含む複数の金融機関が応札し、野村信託が優先交渉権を得た。近く買収で合意する見通しで、野村信託は10月にも日興シティ信託を子会社にする方向だ。
日興シティ信託は、2008年12月、三菱UFJ信託銀行が250億円で買収することでいったん合意していたが、三菱UFJフィナンシャル・グループが、日興コーディアル証券の買収に失敗したことから、今年5月に買収を断念していた。