【ニューヨーク=池松洋】経営破綻(はたん)した米ゼネラル・モーターズ(GM)は29日、トヨタ自動車と折半出資する合弁工場「NUMMI(ヌーミー)」(カリフォルニア州)から撤退すると発表した。
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GMは、同工場で生産する新車種の選定でトヨタと合意できなかったためとしている。日米貿易摩擦が激しかった1984年に操業を開始し、日米自動車最大手同士の協調の象徴だった合弁生産は、25年で終わりを迎える。
GMの撤退後もトヨタは当面、「カローラ」などの生産を続けるが、将来的に単独で操業を続けるかどうかは未定としている。
GMは8月末で生産を打ち切る小型車「バイブ」の後継車種をNUMMIで生産せず、保有する50%の株も破産法手続きを経て設立する「新GM」に引き継がないと決めた。新GM株の6割を取得するオバマ政権がNUMMIからの撤退を指示した模様だ。GMは26日、休止予定だったミシガン州の工場で小型車の新車種を生産すると発表していた。
トヨタ首脳は30日朝、記者団に対し「合弁解消は残念。合弁開始から四半世紀が経過し時代が変わったと感じる」と述べた。